2019-08-28
ニュースリリース
従業員間の業務コミュニケーション×ICT、タイムロスの無い情報共有にIP無線アプリが活躍
株式会社シアンス・アール(所在地:東京都新宿区、代表取締役社長:平岡 秀一)は、独自開発した音声コミュニケーションアプリ「Aldio Enterprise(アルディオエンタープライズ 以下Aldio)」を,、東京・世田谷を中心に喫茶・小売店を展開、ネットショップでの通信販売、カフェ・レストランへの卸売も行う株式会社堀口珈琲が採用したことを2019年8月28日付で発表いたします。
同社では複数のIP無線アプリを検証した結果、ユーザーインターフェースが非常にシンプルでわかりやすく、使いやすいと感じたAldioを導入、焙煎工場の区画ごとのグループ音声通話による情報共有を開始しました。
これにより、1分1秒を争うような場面でも、タイムロスの無い従業員間の業務指示と情報伝達による連携が実現しました。




<導入前の課題>
同社の焙煎工場は、清潔度に応じて作業スペースが「生豆保管室」「焙煎・選別室」「充填・包装室」に区画されています。 保管室側の作業者と加工側の作業者は綿密に連携する必要があり、区画が壁で仕切られている中、直接コミュニケーションが取れないという問題が以前ありました。
そのため、壁で仕切られた作業スペースごとに何かしら通信の仕組みが必要であり、 電話のように通信料がかからず、工場の無線LANを活用でき拡張性のあるIPトランシーバーのようなものが必要でした。

<導入後の効果>
そこで同社は2019年4月にIP無線アプリのAldioを導入、焙煎工場の区画ごとのグループ音声通話による情報共有を開始しました。
衛生度を管理している部屋は人の出入りが制限されているため、Aldioを使った遠隔コミュニケーションがとても役立っており、業務が効率化されました。

また、トランシーバーと違いスマートフォンはiOSやAndroidなど選択肢が幅広くあり導入しやすいのがポイントです。現場に応じて、ワイヤレスのヘッドセットを配備したり、イヤホンジャックでスピーカーとマイクをつないで卓上で使用したりなど、独自でカスタマイズして活用することが可能であり、状況に応じて周辺機器を組み合わせることができる汎用性の高さがメリットです。


<堀口珈琲の活用例>
独自で選定したノイズキャンセリング機能付きのイヤホンマイクを使用。通話は、スマートフォンを腕に固定し、アプリ画面の通話ボタンを押しながらイヤホンマイクで話すことにより実現しました。
また、作業者全員で利用できるよう、スマートフォンをスマホスタンドなどでデスクに固定し、有線で卓上スピーカーとマイクを連携しています。 スピーカーを通して通話内容が広範囲に聞こえ、固定されているスマートフォンアプリ画面の通話ボタンを押しながら卓上マイクに向かって話す、といった使い方もしています。

単純なトランシーバーでは周辺機器を組み合わせて現場用にカスタマイズするような利用は難しいですが、作業者に応じて環境も違い行う作業も違うため、それに対応した使い方を検討し、焙煎工場で働き方を構築していく中で、スマートフォンアプリであるが故にスマートフォンの拡張性を利用できるAldioの汎用性の高さ、使いやすさが再確認されました。


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PR担当:伊藤恵
メールアドレス:pr@science-arts.com

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